2009年12月25日金曜日

落ち葉と Mamiya645 PRO TL

↑フジクロームで撮りました。
紅葉の名残です。犬の散歩途中に見つけた一枚です。ほぼ開放で撮っています。トロッとした描写が素敵です。ほんとは絞り込んで全体にピントがあった写真が欲しいのですが、今くっついている標準レンズ、絞り込むと解像度が悪くなるようです。(セコール80mmF2.8) 最近の寒くて写真を撮りに行く気力がおこりません。

2009年12月23日水曜日

Leica Debut !

↑南禅寺 紅葉末期 
↑白川のあたり 右下に紅葉の名残
アバンギャルドなデザインがずっと気になっていたLeicaR8。やっと入手したので、早速京都に撮影に行きました。レンズはMacro Ermarit R 60mm。 大きさ、重さははNikonF4と同じぐらい。しかし、F4に比べたらはるかに持ちやすい形状で、F4の手からこぼれ落ちそうな不安はまったくありません。シャッター音は鉄の塊の奥深くから響いてくる、大き目の「カション」。上品です。立て続けにfujiやkodakのフィルムを3本使いきりました。いつものことですが、フィルムカメラは現像して出来上がってきた写真を見る直前のわくわく感がいいですね。 が どれも眠たい写真ばかり、露出オーバー気味?甘いピント、シャッターぶれ?色のりの悪さ、曇天と紅葉の末期が理由?2枚の写真はいずれもPicasaで色補正をしました。 それとMacro Ermarit R 60mm。デジタルで撮影すると感じないがフィルムで撮影すると青みの強い発色です。 好みじゃありません。 しかし Leicaの実力を引き出すために、もう少しがんばってみようと思います。 
 次回は東ドイツ製プラクティカ+ペンタコンの試写です。

2009年11月8日日曜日

京都の石畳





 十月に入って2回目の京都行きです。高速道路が安いからついつい遠出してしまいます。土日はすでに名神、東名阪がノロノロ状態。通行料が無料化されたらどうなることやら。物流は滞り排気ガスは充満し・・。困った世の中になりそうです。京都市出身の前原国土交通相、無料化は本音ではないんでしょ?  フィルムが面白くて。フィルム3本連続して撮り続けてたNikonF4とシグマのズーム。広くてきれいなファインダーと頑丈なボディー、精度の高そうなオートフォーカスと露出のおかげで、さぞかし美しい白黒写真が撮れるであろうと期待されるのですが、仕上がりがカリカリで嬉しい写真が撮れません。きっとネオパン1600との相性が悪いのでしょう。結論。ネオパン1600は古いPentaxSPと古いタクマーレンズがよい。F4は柔らかなiso100のネオパン。 近々旧東ドイツのプラクティカとペンタコンのセットが手に入ります。どんな感じか楽しみです。



2009年10月23日金曜日

ポジフィルム でMamiya645ProTL



MAMIYA645でポジに挑戦しました。フジクロームです。latitudeのせまさゆえ、容易に白とびします(風鈴)。それと色温度。デジタルだと色温度は補正がきくのであまり気にしてませんでしたが、フィルムはそうはいきません。天候に大きく左右されてしまいます。これらはスキャナーでデジタル化した後の写真です。元のスライドはかなり「青」に偏ってます。コストは高いし、フィルムは神経質だし、いろいろ手間がかかるしで過去の遺物のような中判カメラですが、時折見られる、はっとするような美しさ。レコード盤で音楽を聴く感じです。

2009年10月16日金曜日

マミヤ645 PRO TL


初めての中版.マミヤ645. 120というフィルムで16枚しか撮影できません。フィルム代+現像代+プリント代で1枚あたり120円ほどになります。デジタルに比べたら贅沢な1枚です。しかしその仕上がりはまるで「絵葉書」。解像度はフルサイズのデジタルに及ばないかもしれませんが、色ののり方が微妙に違います。しいて言えばデジタルの色は後で塗った色。デジタルはまだまだ発展途上のようです。(この写真、スキャナーに美しさをスポイルされています。)

2009年10月11日日曜日

京都の今と昔

↑東大路の素敵な店(E-3,ZD12-60)
↑京都の素敵な壁(E-3,ZD12-60)
↑歴史の生き証人(E-3,ZD12-60)

京都では、ほんの少しの距離を歩いただけでさまざまな風景に出会えます。最近できたのかな?東大路沿いの素敵な小物屋。古風な白壁を現代風に飾るツタの類。かと思えば青蓮院に宿る樹齢800年のクスノキ。飢餓で荒れ果てた鎌倉時代の京都も、応仁の乱も、秀吉の京都整備も見てきたこの古木。現代を通り越して、今後何百年も、京都の変化を見続けていくのでしょうね。ライトアップされると、800年もの間の人々の怨念が樹形に表れているような凄みを感じます。オリンパスのフォトパスに投稿した、八坂神社の枝垂桜の苦しみの表れとも見える枝のはり方にも同様な凄みがあります。今の日本は平和なのでしょうね。クスノキ、八坂の枝垂桜に問いたくなります。

2009年9月11日金曜日

あえてフィルムカメラだけでの観光.

PentaxSP neopan1600
PentaxSP neopan1600

前回の続きです。この8年間,必ずデジカメをもって観光をしていましたが、今回はあえてフィルムカメラだけでの観光です。いずれも高台寺の下、石塀小路近辺です。上の写真は現代っ子。まるで昭和の娘です。下の写真は法要の後でしょうか、皆さん深々とお辞儀をしています。フィルムカメラだと不思議といい場面に出会える気がします。今回使用したPentaxSPは露出計の反応がゆったりしているので1枚撮り終えるまでにずいぶん時間がかかります。じっくりと被写体と向かいあえるということでしょうか。

2009年9月2日水曜日

ペンタックスSP



ペンタックスSP. SMCタクマーF1.8/55mmのジャンク品.露出計が死んでいました.底蓋を開いて電池との接点である板バネのさびをおとしたら難なく復活.精度は疑問ですが.しかし得られる画像の雰囲気ににとても魅せられています.ぼんやりした輪郭,粒子感,レトロな空気感,不思議と決まる構図.同じ白黒でも,デジタルで撮った白黒とは別物です.デジタルで100枚200枚撮っても好きになれる写真はあまりないのですが,SPとネオパン1600の場合,24枚中ほとんどの写真がいい写真に見えてしまうのが不思議です. 先日京都に行きました.今回はデジカメ持たずにSPとSMCタクマーF1.8/55とネオパン1600(36枚)だけで行きました..他の観光カメラマンの機材チェックしながら. ペンタックス2台,OM1台,トイカメラ2台.いずれも若い女性.ペンタックスの内の1台はMX. カッコよすぎ.

2009年7月20日月曜日

E-510とZD7-14



入手したばかりのZD7-14の登場です。ここまでの超広角は初めてなのでぜんぜん感覚がつかめません。いいじゃんと思える写真がなかなか写せません。しかし、撮影したとき自分が立っていた場所のまわりの雰囲気まで写し撮っているみたいで,換算100mm以上とはまったく別の世界です。広々とした自然の中では積極的に使いたいと思わせてくれるレンズです。標準ズームでは得られないワクワクした気持ちにさせてくれるレンズです。どこか旅行に行きたくなりました。

2009年7月4日土曜日

白黒が似合う花


色を取り除くことによって現れた桜の花の強い自己主張。清らかさ。凛とした佇まい。白黒の世界では桜は淡くはかない花ではないようです。 カラー写真の色を落として白黒にしていると被写体の本質(本性)が見えてくるような気がします。色が空虚な物に見えてしまいます。 白黒写真の魅力です。桜の花は白黒が似合います。 京都真如堂の枝垂桜です。

2009年7月2日木曜日

E-1とLeica Macro Elmarit R 60mm


 3月に車上狙いに奪われたMacro Elmarit 60mmですが、戻ることもなかろうと再度入手しました。前のものよりも新しいタイプです。上の写真は常滑散歩道でみつけた陶器製の風鈴です。低い響きの素朴な音色です。控えめな造形と音色がとても常滑風です。・・・ ところで何気なく選んだこれら2枚の写真について。過去の写真同様にどちらも「部分の切り取り」でしかなく、ただ「きれいだね」で終わってしまう単調な写真です。見る人の想像力をかきたてるような写真には程遠い。う~ん


2009年6月22日月曜日

E-P1とパンケーキ 展示品








6月22日,オリンパスフォトフェスタ(名古屋)に行ってきました。
目的1.フォトグラファー清水哲朗氏の街角スナップセミナー
目的2.E-P1の試し撮り。(予約購入の理由付け)
セミナー、とても参考になりました。「待って撮る」のではなく、「出会った瞬間を撮る」「感じたままを撮る」。今まではどうすればいい写真になるか考えすぎていた気がします。考えた割りにたいした写真が撮れてなかった。また望遠側を多用して部分を切り取ることばかりに専念し、その場の「空気感」を撮ることができていなかった。 反省すべきことばかりでした。
E-P1いい感じでした。わざわざ6×6サイズの画角で・・なんて思ってましたがいいじゃないですか。撮っていて面白かった。それと画面がすごくきれい。明るいところでもくっきり見えます。質感もよい。
でも予約するのはやめました。理由は、7-14mmレンズの展示品覗いてしまったからです。すごいレンズだった。噂以上のレンズでした。欲しいと思いました。PEN買ってる場合じゃないと思いました。

2009年5月1日金曜日

菜の花とAMEとE-3


前回に引き続きPicasaで画像処理をしています。実際は直射日光を受け、全面に黄色と緑が輝き渡ったまぶしいばかりの写真です。全体の彩度を下げ暗部を強調してみました。パソコンの画面ではわかりませんがキタムラカメラでA4ノビに印刷したら「驚き」でした。特に下の写真の菜の花のつぼみあたりの空気感は見事です。急に写真が上手になった気分です。E-3の画像はかなりの画像処理にも耐えうる力があります。


2009年4月24日金曜日

加工にはまる


先週、Picasa3で遊んでたら、普通の写真が思いがけず魅力的に仕上がってびっくり。正直いって写真をパソコンで加工するのはインチキと思っていたのですが認識を改めます。これからは積極的に加工します。ついでに横文字も入れたりしてカッコつけたりもします。
上の写真のように古びた雰囲気や、下の写真のようにデイドリーム調のイメージをかもし出すには老レンズ、SMC Takumar 105mm f2.8がぴったりのようです。たったの数百円でヤフーオークションで入手したカビレンズですが、石鹸できれいに洗い流して、1200円の金属フードでおしゃれして使っています。

2009年4月1日水曜日

E-410&Leica-Macro-Elmarit-R 60mm の遺作




手に入れたばかりのMacro-Elmarit-R 60mmなのに、これが最初で最後の撮影になってしまいました。適度の大きさが気に入ってE-410につけっぱなしの常用レンズにしようと車に入れておいたところ、ほんの10分ほどの間に車上狙いにカメラもレンズももっていかれてしまいました。目撃者の話から白色の古いライトバンに乗った20代ほどの男2人組みだそうです。彼らにライカの値打ちはわかるまい。クソッ! E-410の代わりに格安のE-510がやってきました。マニュアルレンズはしばらくはこれで我慢です。っていうか、手ぶれ補正とサイズとダイヤルの配置がE-410よりかなり気に入っています。京都に行って満開の桜を撮りたい!!

2009年3月15日日曜日

E-410&SMC Tukumar2.8/105mm


Super-Multi-Coated TAKUMAR2.8/105mmです。m42時代のアサヒ光学製レンズ,旋盤で鉄から削りだした感のあるひんやりとした手触りと、ずっしりとした重みがたまりません。しかし40年も前に作られたものだけに写りに関しては期待していませんでした。加えてオークションに出品されている物にカビレンズの映なんと多いことか。さらに中古相場のなんと安いことか。とうてい期待はしていませんでした。が、この写り!白黒の柔らかな描写とカラーの発色のよさ、柔らかなボケ、ピントが合った所のすがすがしさ。今後は日常使いでの出番が増えそうです。
上はPicasaで白黒にしてみました。

2009年3月9日月曜日

E-3&Leica Apo-Macro-Elmarit-R 100mm


↑Apo-Macro-Elmarit-R 100mm f2.8


↑ZD50mmMacroF2

↑Apo-Macro-Elmarit-R 100mm f2.8

↑ZD50mmMacroF2


↑Apo-Macro-Elmarit-R 100mm f2.8
Apo-Macro-Elmarit-R 100mmです。重いレンズと換算200mmの手ぶれ対策、というよりこのレンズへの敬意からE-3にはめての試し撮りです。さすがE-3です。5段分の効果があるらしいボディ内手ぶれ補正ととても見やすいファインダーのおかげで、手ぶれはほぼ抑えられたようだし合焦部分はキリッと立ち上がるし。加えて、ライカ負けしない塊感のあるE-3の風合いとのマッチング。「すっげーいい!」 
ZD50mmMacroF2との撮り比べです。いずれもほぼ開放~1段絞りです。近所の畑の花々です。もっと腕をあげないと機材負けしすぎです・・。いろんな方の写真をHPで見て勉強中です。春は新しい勉強の始まる季節です。

E-410&LEICA ELMARIT-R 135mm



ELMARIT2.8/135 の試し撮りです。ライカレンズはまさに鉄とガラスの塊で、大きさの割りにずっしりと重く、オートフォーカスのプラスチック胴体のレンズでは得られない「所有する喜び」を感じさせる質感があります。そういえばm42のペンタックスレンズもいい線いってるよなぁ。ただ、相場の安さゆえに喜びには至らないのですが。E-410は軽量だからこの135mmをはめると重量がアンバランスで、しかも換算270mmだから手ぶれはするしファインダーは見づらいしでなかなかまともな写真が撮れません。その中からまともな2枚です。別にライカじゃなくてもいいレベルの写真ですが。
下のコーギーの写真を撮ってたらE-3使いの旅人に「どんなレンズですか?」と尋ねられ、ちょっといい気分でした。レンズの話をしてたらNikon,Canonの旅人も加わってコーギーモデルの撮影会になっていました。でも不思議ですね、Olympus使いは初対面でも仲間(同志)という気持ちになります。気候も心もだんだん春っぽくなってきました。

2009年2月22日日曜日

E-410&LEICA ELMARIT-R 35mm




ライカのELMARIT2.8/35を手に入れました。早速E-410で試してみました。
はじめてのライカレンズ。わくわく気分で試し撮りしました。実は最近、E-410はファインダーがせまくて、マニュアルフォーカスは辛いという気持ちが心のどこかにありました。しかしまだ若い、目は悪くない、との思いから、そんな気持ちを無理やりふさいでいたようです。今日は実感しました。「ピントの山がわからない!」目が悪くなったのか、E-410のファインダーが見づらいのか、ライカとは相性がよくないのか。
 下の写真、生け花の前にガラスがあり、奥ののれんと手前の反射した板塀の風景が混ざってはっきりしない状態になっています。が、枝、花器、あたりの艶はライカの描写なのでしょうか。

2009年2月18日水曜日

E-410&ゼブラSonnar135mm


フォーサーズにはめると270mm相当になるゼブラSonnar135mmF2.8 。
手ぶれ補正のないE-410では手持ちは辛いところです。オールドレンズとはいえ このヌケのよい描写には驚きました。
家の近くの"常滑散歩道"というちょっとした観光スポットがあります。最近、デジタル一眼を持った観光客の方がとても目に付くようになりました。Nikon,Canon.多いですね!威風堂々としたカメラたち!!そんな中で、古レンズをつけた私の小さなE-410がなんとなく"自慢気"に見えます。

2009年1月26日月曜日

E-410とゼブラTessar



ゼブラのテッサーをE-410にはめてみました。レンズの太さとカメラの大きさがぴったりです。ゼブラテッサーにはマニュアル,オートの切り替えがないので、ピントあわせは開放で、シャッターを切るときはレバーを引いて絞り込んでシャッター速度を確認してから切る。現在のオートなレンズでは考えられない手間が必要だけど、フィルムカメラを使っているような雰囲気が気に入っています。それと、 E-410のシャッター音、乾いたジャキンって感じの音、気持ちがいいです。

2009年1月14日水曜日

E-1とTessar.「男と女」



m42 フォーサーズ用マウントアダプターを手に入れました。さっそくTessar(ゼブラじゃありません)をE-1にはめてみました。色はいいし、ボケもいいし。ピントあわせは面倒だけど、フィルムカメラに通じる味わいのあるE-1はオールドレンズとの相性がいい。何より、そのたたずまいがいい。