2009年10月23日金曜日

ポジフィルム でMamiya645ProTL



MAMIYA645でポジに挑戦しました。フジクロームです。latitudeのせまさゆえ、容易に白とびします(風鈴)。それと色温度。デジタルだと色温度は補正がきくのであまり気にしてませんでしたが、フィルムはそうはいきません。天候に大きく左右されてしまいます。これらはスキャナーでデジタル化した後の写真です。元のスライドはかなり「青」に偏ってます。コストは高いし、フィルムは神経質だし、いろいろ手間がかかるしで過去の遺物のような中判カメラですが、時折見られる、はっとするような美しさ。レコード盤で音楽を聴く感じです。

2009年10月16日金曜日

マミヤ645 PRO TL


初めての中版.マミヤ645. 120というフィルムで16枚しか撮影できません。フィルム代+現像代+プリント代で1枚あたり120円ほどになります。デジタルに比べたら贅沢な1枚です。しかしその仕上がりはまるで「絵葉書」。解像度はフルサイズのデジタルに及ばないかもしれませんが、色ののり方が微妙に違います。しいて言えばデジタルの色は後で塗った色。デジタルはまだまだ発展途上のようです。(この写真、スキャナーに美しさをスポイルされています。)

2009年10月11日日曜日

京都の今と昔

↑東大路の素敵な店(E-3,ZD12-60)
↑京都の素敵な壁(E-3,ZD12-60)
↑歴史の生き証人(E-3,ZD12-60)

京都では、ほんの少しの距離を歩いただけでさまざまな風景に出会えます。最近できたのかな?東大路沿いの素敵な小物屋。古風な白壁を現代風に飾るツタの類。かと思えば青蓮院に宿る樹齢800年のクスノキ。飢餓で荒れ果てた鎌倉時代の京都も、応仁の乱も、秀吉の京都整備も見てきたこの古木。現代を通り越して、今後何百年も、京都の変化を見続けていくのでしょうね。ライトアップされると、800年もの間の人々の怨念が樹形に表れているような凄みを感じます。オリンパスのフォトパスに投稿した、八坂神社の枝垂桜の苦しみの表れとも見える枝のはり方にも同様な凄みがあります。今の日本は平和なのでしょうね。クスノキ、八坂の枝垂桜に問いたくなります。