2010年12月11日土曜日

常滑散歩道 ma-yu

↑階段を上がって
↑この左が入り口。
↑ 陶器、革鞄、衣服など。
常滑散歩道にあるMA-YUさんです。やさしい雰囲気の雑貨+喫茶、軽食のお店です。雨降りに窓辺の椅子に座って本を片手に外を眺めていたい と感じてしまうお店です。 私にとって理想の喫茶店とはちょっとした隠れ家のような場所。静かに本を読んだり、新聞を広げたり(迷惑か)、何か書いたりして長居ができる場所。MA-YUはそういう場所です。 

2010年12月9日木曜日

Leica Apo Macro Ermarit 100 & E-5

↑トリミングしました

 ↑ ハイキーな葉っぱ
久しぶりにAMEの登場.E-5で写すとマクロプラナーと並び賞されるこのレンズも、解像度ではZDのよいレンズに及ばないんではなかろうかと思ってしまう。しかしピントが合った瞬間「コツン」と音を立てているような見え方はすばらしい。マニュアルフォーカスが心地よいレンズです。今年の紅葉もこれで最後か。
次回は、常滑散歩道にある素敵な小物+喫茶のお店を紹介する予定です。

2010年12月5日日曜日

LeicaⅢc Elmar50mmf3.5

↑フィルムをスキャンしたままの画像

↑少しみどりっぽかったのでPicasaで色温度を自動調節しました。
しっとりと落ち着いた色合いの常滑風景です。Lタイプのエルマーは絞りが変なところについているからレンズを指で汚しそうで気を使います。レンズを汚さないように爪を引っ掛けて回すのです。手間がかかるレンズです。
常滑の土手は土管やら壷やらで埋め尽くされていて、とても表情豊かです。たいてい土管は縦に、壷は口をこっちに向けて横に積まれています。壷にはふたがしてありません。中に蛇がいるんじゃないかといつも気になります。

2010年11月29日月曜日

南禅寺 E-5 zd50mm


 水が流れています



11月28日,京都の紅葉に行く。午前は山科の毘沙門堂をマミヤ645TLproで。午後は南禅寺をE-5 ZD5020で。毘沙門堂の紅葉はほんと最高。空気まで赤や黄色に染まる美しさと、観光客の少なさゆえの静けさ。ゆったりとした気持ちでファインダーをのぞくことができます。本気の写真撮影人の比率が多い紅葉穴場です。南禅寺は人が多すぎてゆっくり写真どころじゃありません。騒々しい紅葉です。紅葉観光地です。おまけに曇り空になってしまい、輝きのない葉色でちょと残念でした。 しかし見所は多い。
<本日のフィルムカメラ観察>ペンタックス67 ,ペンタックスSPF, オリンパスOM。うーん、若い女性のSPFはしぶいなぁ。

2010年11月17日水曜日

古本を飾る

↑ E-5 ZD12-60 iso400

↑ E-5 ZD12-60 iso400
 一冊100円もしない古本をアマゾンで買いました。文庫本サイズの写真集です。どんなに安い古本でも、革製のブックカバーに収めると、いつも携えていたいような愛着を感じます。しっとりと手になじむ感触は本革ならではのものです。 

2010年11月4日木曜日

フィルム3本!

↑NikonF801 +オートフォーカスの50mmf1.8
↑pentax Me +smcタクマー55mm

↑ ライカⅢC+ズミタール50mm
フィルムまとめて3本現像+印刷+CD書き込みしてもらいました。1本490円とお得でした。ニコンF801はプラスチックボディーがテカってあまり使いたくないカメラですが、レンズは最新だからすばらしい描写、ボケ味です。はまりそうな絵です。ペンタックスは色に癖があり、いかにも古写真です。ⅢC、60年前の代物とは思えない安定した写りです。古いセコニック露出計を用いての撮影です。ホントたいしたもんです。そろそろ紅葉の季節ですが、持ち出すならF801でしょうか。  
 紙焼きしたフィルム写真をぱらぱらめくるのも、静かな秋の夜長にはよいものです。

2010年10月31日日曜日

E-5!!


↑ ドラマチックトーン
 いやぁ、E-5 ほんとに完成度の高いカメラという気がします。E-3に比べて(もう手元に無いが)空気の透明感が違う気がします。例のドラマチックトーン、はまります。デジ一はこの10年でずいぶん進化しましたが、私はもうこのE-5で十分です.  

2010年10月26日火曜日

散歩道祭り

↑E510+ZD14-54

↑E510+ZD14-54
10月23,24日は常滑散歩道祭りということで、大変なにぎわいでした。陶器の町らしく、古い日用陶磁器も売られていました。伊万里の染付け風ですが、藍の色合いから明治以降の、おそらく瀬戸でしょうか。
上の写真は古民家の梁がいい感じです。こんなの使ったテーブルが欲しいです。下写真の左上は新しくて昭和に入ってからの物かな。右上は印判(転写した模様)。 犬の散歩がてら写真を撮ってきました。久しぶりのE-510は地味でした。

2010年10月21日木曜日

陶片 Leica elmarit R 35mm

↑PL1+エルマーL 50mm/3.5

PL1+エルマリートR35mm

 半年前から使い始めたオリンパスE-PL1. 最初のうちは液晶画面でピントを合わせて撮影することに違和感を覚えたものの,最近ではそれが当たり前になってむしろ一眼のファインダーを覗くことに違和感を感じるようになってきた.気軽に構えてもよし.気合を込めて撮影してもよし.お気軽な姿に似合わず,古いマニュアルレンズでも最新の手ぶれ補正はきくし,ごみ除去機能もしっかりしている.PENはたいしたやつです. 
常滑の古い道にはいたるところにと陶片が転がっています.上は石垣の石が壷になってます.顔も転がっていました.

2010年10月17日日曜日

名古屋芸術大学作品展

↑PL1+キットレンズ


 今日は、常滑散歩道や古い商店街一帯でフィールドトリップという名古屋芸術大学の生徒による作品展が開かれていました。上はお膳の上に散文の書かれた数枚の紙があり、読んでは隣の膳に移るという”作品"。心地のよい文章も手伝って今回の出展物の中では一番よかった。下は割れたガラス戸の奥に並べられたたくさんの顔の絵・・。 芸術作品展というより、常滑の古い魅力を引き立てるような展示物が多く、好感の持てる作品展でした。来週の週末は散歩道のお祭りです。 秋らしい、心地のよい日曜日でした。

2010年10月11日月曜日

ズミタール50mm/2.0

↑PL1 陶器を焼いた釜跡

 ↑常滑散歩道 新顔の料理屋軒先
ズミタール50mm/2.0 1946年頃製造された気泡入りのレンズ。しかし、第二次大戦直後の焼け野原のドイツで、よくもまぁこんなに美しい姿のレンズが製造されたものだと感心します。エルマー50mm/3.5よりハレーションが少なく、明るさもあるのでPL1とは相性がよく、写していて気持ちよいです。いずれもjpeg撮って出しの物です。下の写真,カレーだかピザを売る常滑散歩道の新顔小レストランのメニューボードです。新しいお店ができてうれしいです。小物雑貨より飲食店のほうが商売になると思います。散歩道には飲食店があまりないからです。

2010年10月6日水曜日

エルマー50mm/3.5の写り

↑常滑 素焼きの灯篭? 背景のボケに注目
↑常滑屋さん(喫茶店)の生け花

↑ 悲しい知らせが出てました・・
 バルナックのフィルム撮影は終えて現像を待つばかり.今日はE-PL1にエルマー50mm/3.5を嵌めて試写をしてきました.おそらくコーティング無しのレンズ(?)でしょうから内部で「乱反射」してます.明るい物を写すのは苦手なようです.上の2枚はpicassaで自動コントラスト.下のはがき写真はjpeg撮って出しです.自動コントラストボタンを押すと十分「今風」の色の乗った写真になります。50~60年前のレンズなんだからこれで満足しないと・・ . 白黒フィルムはいい味が出そうです.
真ん中の常滑屋さんは15年ほど前にできた喫茶店で,常滑の古い町並みを観光地化するきっかけになったお店です(と私は信じてます).古い木造倉庫を改造したお店で,薄暗さと湿り気のある空気がとても心地よい空間を作り出しています.でてくるコーヒーはなんと京都のイノダコーヒ. 砂糖ミルク入りのコーヒーの,京都本店と寸分違わぬの味と香りがお気に入りです. 下のはがき写真は困った雑貨を売っていたお店の閉店通知です. 最近,常滑散歩道から雑貨屋が2件消えてしまい,観光客の賑わいが減るのではないかと常滑好きの常滑散歩道住民は危惧しております. みんながんばれ!!

2010年9月29日水曜日

バルナックライカの楽しみ方


 「お気に入りの絵画を眺めていると,心が落ち着いていくのがわかる.」と絵画好きが言っていました.
革製文庫本カバーの上のⅢcとElmar.このカメラを見て触っていると,その質感と美しさにとても幸せな気分に浸ることができます. 加えて,古本の文庫本とこのカメラを一澤帆布のショルダーに入れてどこへ小旅行に行こうか・・などと夢を膨らませたり. バルナックライカには写真を撮る以外にこんな楽しみ方もあるのですね. 1949年製です.

2010年9月18日土曜日

最近買った本たち。


猛暑も去ってやっと秋らしくなりました。深夜の窓際が涼しくて仕方ありません。秋の夜長を読書でもしながらスローな気分で過ごそうかと、この一週間で買い求めた本たちです。なんていう優雅な話じゃなくなりました。どうも以前から感染していたウィルスが悪い方向に増殖してしまったようです・・・バルナックライカ・・・ 状態のよい物は高価だなあと思案したり。一年前のNHK放送の「美の壷.クラシックカメラ」をyoutubeで何度も見て、これしかない!と興奮したり。そして、デジタルへの投資は中断し、しばらくバルナック型一本で行こうと決断。したにもかかわらず、昨日オリンパスのE-5を会員様価格で注文し、今日未使用に近い美品のE-3をキタムラカメラに売り払ってきた自分。どちらが自分なのかわかりません。ただ、バルナックはもう少し年老いてからの方が似合いそうだし、E-5の改良を加えてよいものを作り上げていくというスタイルが、1980年~90年代にかけて「世界初」を売り文句に販売された日本車に対して、改良に改良を重ねて年々完成度を高めてゆくドイツ車に通じるものを感じ、ついつい、会員様価格でポチッた次第です。そして決定打はオリンパスホームページの蝶の顔と花弁。E-1,E-3には無かった感動を覚えました。

2010年8月31日火曜日

今回は誰と一緒に行こうか?

↑ ホテルの部屋で. Pen EE3

↑ ホテルの中 P-EL1+セットレンズ
8月最後の休み,激しい暑さの中の一泊旅行です.旅の前はいつも悩みます. 「誰と一緒に行こうか」・・行く場所にもよるし天気,季節にもよる.結局,今回のお供もPen EE3とPen PL1. 汗をかく夏はストラップの太い大型カメラはいやです. それに,手の汗をボディーにしみこませるのもいやだから,重いカメラもだめ. となるとPenしかない.

2010年8月27日金曜日

常滑の店先

↑ E-PL1
↑ E-PL1
8月下旬,猛暑の続く常滑散歩道です上の写真は近々よそへ転居してしまう雑貨屋の解体セール.カメラ.を飾るのにちょうどよい、学校の保健室にあるような戸棚を買いました.現在,乾燥剤と一緒に食料保存用のケースに収まっている古カメラたちをきれいに並べてみようと思っています.中央のガラス台のテーブルは1万円. うーん,これも欲しかったなぁ. 下の写真は困った古物雑貨屋の軒先の様子.大変困ったイス達です. どうも常滑の雑貨屋には困った売り物が多い気がします.

2010年8月21日土曜日

ペンタックスSVとセコニック

↑ E-PL1で撮りました.
↑ 薄暗がりの中のサイフォン
↑ セントレア1 トリミングしました

↑ セントレア2
下の3枚はPentax SV +タクマー55mm.f1.8+ セコニック露出計.
1960年代製のSVには露出計がついていません.そこでSVと同じぐらい古いセコニック製セレン露出計を用いての撮影です.針の動きが不安定なときは叩いて安定するのを待つ.だから,一枚撮るまでにずいぶん時間がかかるし,こんなんじゃ,露出バラバラだなぁと思いながらシャッターを押す.ところが現像から戻ってきた写真は信じられないぐらい好みの露出で,1960年後半から80年にかけての露出計内蔵型のPentax達よりもはるかに安定しています。「SV+セコニック→楽しすぎ!」 これからしばらく街角スナップはカラーはSV+セコニック,白黒はPenEE3 で行こうと思います. そうだ,専用のカメラバッグも欲しい.そういえば少し前プロカメラマンのBlogを拝見したところ,お気に入りのカメラバッグは京都の今はなき一澤帆布と書かれていました.それにブラックペイントのライカM4が似合うのだそうです.うーん,お気に入りのバッグにSVとセコニックとPenEE3とメモ帳と文庫本を入れて旅に出る.よし,来年の5月連休はこれで行こう!

2010年7月31日土曜日

Pen EE3 で撮る昭和の喫茶店

↑常滑市大野町
↑常滑市大野町の町家喫茶

↑常滑市陶郷町の雑貨屋喫茶の2階
 昭和風ですがいずれも平成22年の写真です。Pen EE3は距離計のないパンフォーカスのカメラです。おそらく2メートルほど先に焦点が固定されているのでしょう。暗い所では深度が狭いのでボケますが、明るい屋外だとかなりの広範囲にピントがあっている気がします。ハーフサイズのフィルムですが屋外の写真ならA4に伸ばしても十分鑑賞に堪えられる写真に仕上がりそうです。もちろん白黒だけですが。ところで、オリンパスの最新の四半期決算によると医療関係は黒字ですが、カメラ部門は赤字だそうです。オリンパス信者の一人としてとても心配しています。最近日本投資に熱心な中国企業にカメラ部門を買収されはしないかと。そこで提案。持つとひんやりずっしりなレトロな金属製のボディーに身を包み、白黒しか写せないが最高に描写の美しいレンジファインダーデジカメというのはどんなもんでしょうか。多少高くても買ってあげます。(プラボディーはダメ!)      売れそうもないか。

2010年7月26日月曜日

メイド喫茶

E-3,ZD7-14
E-3,ZD7-14

E-3,ZD7-14
 連日37度の暑い日が続く中、京都東山三条にある冥途喫茶に行って来ました。午後2時なのに店長が店に到着していなくて、鍵が開くまで男の店員と2人で20分ほど外で待っていました。暑い暑い!ようやく開いたものの、2階部屋はまだエアコンがきいてなくて暑い暑い!カキ氷を注文しました。しばらくしたら「シロップがありません・・」 「氷だけでいいですよ」 「はいわかりました」 「あ、コーヒーの砂糖かけておいてください」 「はい」 ・・・ 「あ、メロンありました」    出来上がったころに部屋もようやく冷えはじめ、貸しきり状態の2階の「ありえない雰囲気」を満喫してまいりました。 ZD7-14 ,街中スナップには14mm(換算28mm)が使い易いようです。

2010年7月19日月曜日

美しいダイヤル

↑Praktica LB2
↑pen EE-3

↑Pentax SV 
いずれも撮影はPen PL1+Pentacon Auto 1.8/50 です.
Prakticaは露出計の指示ダイヤル. Penはフィルムカウンター.ハーフサイズだから36枚撮りでも72枚撮影可能です. SVはフィルム感度を忘れないための「メモ」がわりです.右に見える小さな押しボタンはセフルタイマーの開始ボタンで、これを押すとジーと大きな音を立てて「メモ」がわりダイヤルが回転します。ペンは1973年発売のパンフォーカスな「写るんです」です.  SVは1962年発売の露出計も無いシンプルなカメラです. 半世紀も前のものなのに,今のカメラには見られない細部の作りこみの美しさと緑やダイダイの色使いがとても新鮮で魅力的です。また、全体を覆う金属の質感もよい. 連写速度とか高感度ノイズとかセンサーサイズだとか・・ 現代の価値基準はとはかけ離れたところにあります.最近penを使い続けていたので,次はSVでフィルム一本行こうかと思っています. しかし、あまり古いカメラばかり使っていると,ただの「貧乏おやじ」に見えやしないか心配です.

2010年7月6日火曜日

ますますフィルムカメラ

↑E-3で撮った2台のmamiya
↑E-1 で三千院

↑NIKON F4とネオパン400で三千院

 我が家の居間をぐるりと見渡すと、自作の畳一枚ほどのパソコンテーブル上に、ペンタックスSVとMV-1。床の植木鉢の横に1959年製のAIRES Viscount。リビングテーブルの上には、これも畳一枚大の自作物ですが、Pen EE3。隣の部屋のテーブル上は一番上の写真のように、3台のフィルムカメラ。その足元には壊れたペンタックスMEとかが3台。古いカメラに囲まれた生活をしています。自分の趣味物に囲まれた空間に、家族4人と犬一匹で暮らしています。他の3人はこの状況をなんと思っているのだろうか。 最近のお気に入りは白黒フィルム入りのPen-EE3です。美しい写真より、見ていてホッとする写真が撮れたらよいなとの思いが、デジタル離れを加速させているようです。