2010年9月29日水曜日

バルナックライカの楽しみ方


 「お気に入りの絵画を眺めていると,心が落ち着いていくのがわかる.」と絵画好きが言っていました.
革製文庫本カバーの上のⅢcとElmar.このカメラを見て触っていると,その質感と美しさにとても幸せな気分に浸ることができます. 加えて,古本の文庫本とこのカメラを一澤帆布のショルダーに入れてどこへ小旅行に行こうか・・などと夢を膨らませたり. バルナックライカには写真を撮る以外にこんな楽しみ方もあるのですね. 1949年製です.

2010年9月18日土曜日

最近買った本たち。


猛暑も去ってやっと秋らしくなりました。深夜の窓際が涼しくて仕方ありません。秋の夜長を読書でもしながらスローな気分で過ごそうかと、この一週間で買い求めた本たちです。なんていう優雅な話じゃなくなりました。どうも以前から感染していたウィルスが悪い方向に増殖してしまったようです・・・バルナックライカ・・・ 状態のよい物は高価だなあと思案したり。一年前のNHK放送の「美の壷.クラシックカメラ」をyoutubeで何度も見て、これしかない!と興奮したり。そして、デジタルへの投資は中断し、しばらくバルナック型一本で行こうと決断。したにもかかわらず、昨日オリンパスのE-5を会員様価格で注文し、今日未使用に近い美品のE-3をキタムラカメラに売り払ってきた自分。どちらが自分なのかわかりません。ただ、バルナックはもう少し年老いてからの方が似合いそうだし、E-5の改良を加えてよいものを作り上げていくというスタイルが、1980年~90年代にかけて「世界初」を売り文句に販売された日本車に対して、改良に改良を重ねて年々完成度を高めてゆくドイツ車に通じるものを感じ、ついつい、会員様価格でポチッた次第です。そして決定打はオリンパスホームページの蝶の顔と花弁。E-1,E-3には無かった感動を覚えました。