2010年7月31日土曜日

Pen EE3 で撮る昭和の喫茶店

↑常滑市大野町
↑常滑市大野町の町家喫茶

↑常滑市陶郷町の雑貨屋喫茶の2階
 昭和風ですがいずれも平成22年の写真です。Pen EE3は距離計のないパンフォーカスのカメラです。おそらく2メートルほど先に焦点が固定されているのでしょう。暗い所では深度が狭いのでボケますが、明るい屋外だとかなりの広範囲にピントがあっている気がします。ハーフサイズのフィルムですが屋外の写真ならA4に伸ばしても十分鑑賞に堪えられる写真に仕上がりそうです。もちろん白黒だけですが。ところで、オリンパスの最新の四半期決算によると医療関係は黒字ですが、カメラ部門は赤字だそうです。オリンパス信者の一人としてとても心配しています。最近日本投資に熱心な中国企業にカメラ部門を買収されはしないかと。そこで提案。持つとひんやりずっしりなレトロな金属製のボディーに身を包み、白黒しか写せないが最高に描写の美しいレンジファインダーデジカメというのはどんなもんでしょうか。多少高くても買ってあげます。(プラボディーはダメ!)      売れそうもないか。

2010年7月26日月曜日

メイド喫茶

E-3,ZD7-14
E-3,ZD7-14

E-3,ZD7-14
 連日37度の暑い日が続く中、京都東山三条にある冥途喫茶に行って来ました。午後2時なのに店長が店に到着していなくて、鍵が開くまで男の店員と2人で20分ほど外で待っていました。暑い暑い!ようやく開いたものの、2階部屋はまだエアコンがきいてなくて暑い暑い!カキ氷を注文しました。しばらくしたら「シロップがありません・・」 「氷だけでいいですよ」 「はいわかりました」 「あ、コーヒーの砂糖かけておいてください」 「はい」 ・・・ 「あ、メロンありました」    出来上がったころに部屋もようやく冷えはじめ、貸しきり状態の2階の「ありえない雰囲気」を満喫してまいりました。 ZD7-14 ,街中スナップには14mm(換算28mm)が使い易いようです。

2010年7月19日月曜日

美しいダイヤル

↑Praktica LB2
↑pen EE-3

↑Pentax SV 
いずれも撮影はPen PL1+Pentacon Auto 1.8/50 です.
Prakticaは露出計の指示ダイヤル. Penはフィルムカウンター.ハーフサイズだから36枚撮りでも72枚撮影可能です. SVはフィルム感度を忘れないための「メモ」がわりです.右に見える小さな押しボタンはセフルタイマーの開始ボタンで、これを押すとジーと大きな音を立てて「メモ」がわりダイヤルが回転します。ペンは1973年発売のパンフォーカスな「写るんです」です.  SVは1962年発売の露出計も無いシンプルなカメラです. 半世紀も前のものなのに,今のカメラには見られない細部の作りこみの美しさと緑やダイダイの色使いがとても新鮮で魅力的です。また、全体を覆う金属の質感もよい. 連写速度とか高感度ノイズとかセンサーサイズだとか・・ 現代の価値基準はとはかけ離れたところにあります.最近penを使い続けていたので,次はSVでフィルム一本行こうかと思っています. しかし、あまり古いカメラばかり使っていると,ただの「貧乏おやじ」に見えやしないか心配です.

2010年7月6日火曜日

ますますフィルムカメラ

↑E-3で撮った2台のmamiya
↑E-1 で三千院

↑NIKON F4とネオパン400で三千院

 我が家の居間をぐるりと見渡すと、自作の畳一枚ほどのパソコンテーブル上に、ペンタックスSVとMV-1。床の植木鉢の横に1959年製のAIRES Viscount。リビングテーブルの上には、これも畳一枚大の自作物ですが、Pen EE3。隣の部屋のテーブル上は一番上の写真のように、3台のフィルムカメラ。その足元には壊れたペンタックスMEとかが3台。古いカメラに囲まれた生活をしています。自分の趣味物に囲まれた空間に、家族4人と犬一匹で暮らしています。他の3人はこの状況をなんと思っているのだろうか。 最近のお気に入りは白黒フィルム入りのPen-EE3です。美しい写真より、見ていてホッとする写真が撮れたらよいなとの思いが、デジタル離れを加速させているようです。